弊社のUnity用アセット「ファイティングユニティちゃん」Vol.9「基本ダメージ集」が更新され、新たに二つのダメージモーションが追加されました。
追加されたのは要望のあった
「目つぶしやられ」
と
「金的やられ」の2つです。お値段はそのまま据え置き!また既にvol.9を購入済の方は再ダウンロードすれば追加分が落ちてくると思いますのでお試しください。
ファイティングユニティちゃん新作「金的やられ」。
金?まあ誰にでも適用出来るデータですしw pic.twitter.com/4cKJZSLQ2G— 株)クアッドアロー公式 (@QuadArrow_01) 2017年4月15日
—
今回追加したモーションのうち金的やられについては参考にメイキングのツイートをしました。デザイン的な事よりも作業を効率よくするためのtipsが中心です。以下にまとめてあるのでモーション作成の作業効率アップに興味がある方は是非見てみてください。
①まず最初に『金的を受けた直後』だけを作ります。ここでポイントとなるのは『重心が原点にいるように演技する』ということです。
原点のままで作りにくかったら普通に移動値ありで作ってから戻してもいいでしょう。 pic.twitter.com/efDMrjGzEh
— 株)クアッドアロー公式 (@QuadArrow_01) 2017年4月15日
②次に痛みでアウアウッってなってる部分を『1ループだけ』作ります。ここでのポイントは足が地面についているフレームをきっちりさせておくこと。この辺の設計が後で良い手抜きをするための下地になります。 pic.twitter.com/huE3Mj2UVM
— 株)クアッドアロー公式 (@QuadArrow_01) 2017年4月15日
③ ②で作ったアウアウを
後ろのフレームに3回コピーして4回跳ねるようにします。回数は3回でも5回でもかまいませんが360で割りやすい回数がいいでしょう。 pic.twitter.com/PHBrpE7vZC— 株)クアッドアロー公式 (@QuadArrow_01) 2017年4月15日
④ アウアウ部分を回転させます。このリグにはあらかじめ全体回転用のコントローラが仕込んであります。演技を原点でさせたのはこの為です。 pic.twitter.com/5Mef7lJ6JM
— 株)クアッドアロー公式 (@QuadArrow_01) 2017年4月15日
⑤ さらに回転中にちょっとずつ後退する演技を入れます。これもあらかじめ全体を動かすコントローラが仕込んであったので簡単です。
②で接地している時間と跳んでいる時間を設定してありましたので、跳んでいる時間のみ移動/回転させます。 pic.twitter.com/pC41unfaYV— 株)クアッドアロー公式 (@QuadArrow_01) 2017年4月15日
グラフにするとこんな感じ。水平な部分が移動値ゼロ=足が地面についている時間です。 pic.twitter.com/O20ZEvSx6n
— 株)クアッドアロー公式 (@QuadArrow_01) 2017年4月15日
⑥ 最後にダウンする部分を作ります。これで一応完成ですがループ部分が機械的だったりするのでちょっとずつ動きをずらしたりして、もうちょっと自然に見えるようにします。 pic.twitter.com/FQYhq8N5VY
— 株)クアッドアロー公式 (@QuadArrow_01) 2017年4月15日
回転も360度(4回ジャンプで90度刻み)だと機械的なので345度とかにして微妙な角度で動くようにすると更に自然になります。
1時間でやられモーション1個できあがりです。
誰でも出来る!簡単な金的! pic.twitter.com/AbDP57hbMJ— 株)クアッドアロー公式 (@QuadArrow_01) 2017年4月15日